ホストの仕事内容はボーイと被っているものが多い
キャバクラのキャバ嬢と並び、ナイトワークの花形的存在とも言えるのがホストです。
一般的なボーイはあくまで裏方であるのに対し、ホストはお客さん(主に女性)をお店でもてなし、接客を行います。
一見異なる仕事にも思えますが、実際はボーイとの共通点も見られます。
例えば店内清掃はホストクラブの場合は内勤の人が行います。(店舗によってはホストが行う場合もある。)
他にもお酒を作る点ことやアイスペール・灰皿の交換など、キャバクラではボーイが担う仕事もホストが行う点が共通しています。
このような類似点があるため、もしボーイの経験があればホストでも活かせますし、その逆も然りです。
ボーイと違いホストはお酒を飲むことも仕事のうち
しかし、ボーイとホストは異なる点も少なくありません。特に異なるのが、お酒を飲むか否かです。
キャバクラのボーイの場合、通常はお酒を飲むことがありません。
お客さんに勧められた場合は別ですが、仕事中に勝手にお酒を飲むことはあり得ない話です。
お酒を作ることはあっても、飲むことは仕事の範囲外です。
一方のホストは、お酒を飲むのも仕事の一環と言えます。
お客さんを席で接客しつつ、自分も飲むのがスタンダードです。
そのため、お酒が苦手だと適さない仕事ですが、逆に好きなら天職になり得る可能性があります。
むしろホストの場合、お酒が飲めないと、常連客が付かないことも多いので注意しましょう。
お客様を楽しませるために働いている点がボーイとの一番の違い
役割も異なる点と言えるでしょう。
ホストはお客さんを楽しませることが最も重要で、それが働く目的でもあります。
例えば癒やしを求めるお客さんを癒やし、話を聞いてほしいお客さんには相談に乗ることがホストの役目です。
多様なスキルを用いて営業を行い、最終的にお客さんを楽しませるのがホストという仕事でもあります。
ではキャバクラのボーイはお客さんを楽しませるのが目的でしょうか?
それは違います。ボーイは黒子・裏方であって、表舞台に立つことはありません。
お客さんを接客するのはキャバ嬢です。キャバクラのボーイは、キャバ嬢が働きやすい環境を整え、裏でフォローするのが主な役割となります。
それ以上でもそれ以下でもありません。
逆に目立とうとすれば、キャバ嬢から反感を買う可能性すらあります。
各々の役割を考えると、ホストとボーイは似て非なるものと言えるでしょう。
共通点も中にはありますが、役割や立ち回りは大きな違いがあります。
表方・裏方どちら向きかは人それぞれですが、こうした違いを知って仕事を選ぶのも良いでしょう。
引用:https://www.huffingtonpost.jp/marie-minami/go-host_a_23462468/